世界で初めて全クラスに機内エンターテイメント(スクリーン)を搭載したり、豪華なシャワースパやバーラウンジで航空業界をリードするエミレーツ航空。
そのエミレーツ航空がファーストクラス・ビジネスクラスに続く新たなスペシャルクラスを設けました。
エミレーツプレミアムエコノミー
座席の特徴
それでは実際の座席の詳細を見ていきましょう。
エミレーツ航空・プレミアムエコノミー
座席詳細
- 座席幅:19.5インチ(50cm)
- リクライニング幅:シェル型8インチ(20cm)
- シートピッチ:最大40インチ(101cm)
- スクリーンサイズ:13.3インチ(34㎝)
JAL・プレミアムエコノミー(JAL SKY SUITE)
座席詳細
- 座席幅:18.5~19.3インチ(48~49cm)
- シートピッチ:最大42インチ(107cm)
- スクリーンサイズ:12.1インチ(30㎝)
プレミアムエコノミーはA380前方エリアで座席数56席。
座席配列は2-4-2で各座席には充電プラグが完備されています。
比較としてJALのSKY SUITEと比べてもゆったりとした作りになっています。またスクリーンサイズに関してはかなり大きくなっています。
4席配列が少し気になりますが、座席間の空間も大きく作られているので長いフライトの際の休憩にも行きやすいかと思います。
路線
2021年1月時点、プレミアムエコノミーを保有する機体は1機のみでロンドンヒースロー線のEK003/004便で使用されています。
体制が整うまで、プレミアムエコノミーとしてのチケット販売はせずにエミレーツ航空スカイワーズVIPメンバーへの無料アップグレードとして提供しているとのことです。
また2022年までに受領予定の機体がさらに5機あるとのことです。
サービス内容
予想になりますが、エコノミークラスと同じ機内食やサービスになるのでないでしょうか。
優先的な搭乗や機内食サービスなどはあると思いますが、エコノミーと同じ1階に設置されているクラスなので優先度はあれど受けるサービス内容での違いはなさそうです。
(エミレーツ航空のファーストクラス&ビジネスクラスは二階に設置されています。)
価格
こちらも現段階では価格は公表されていません。
エコノミークラスとビジネスクラスの間の価格になるのは間違いありませんが、ビジネスとエコノミーでは価格帯に6倍ほどの大きな差があるのでどちらに合わせてくるかは謎に包まれています。
因みに公式サイトでの日本ードバイ間の往復価格は以下になります。
(時期やキャンペーンによって価格は異なります)
- エコノミークラス:50,920円
- ビジネスクラス :291,120円
- ファーストクラス:629,290円
ビジネスクラス以上になると、機内のバーラウンジに加え各空港のスペシャルラウンジが利用可能になりますがこちらのプレミアムエコノミーではどうなるかが楽しみです。
空港ラウンジを利用できるとなると、少し価格が高くても充分に元も取れるのではないでしょうか。
エミレーツ航空・座席クラス紹介
ファーストクラス
ビジネスクラス
エコノミークラス
まとめ
エミレーツ航空の新たなスペシャルクラス・プレミアムエコノミーはゆったりした座席が魅力で、「機内では休むだけなので、機内食やサービスはエコノミークラスのままでゆったりした座席が欲しい」という層に大きくアピールできそうです。
価格やサービス内容・飛行路線など、プレミアムエコノミーの詳細はまだ明らかにされていませんが大いに期待できそうです。
また続報が入ればアップデートしていきたいと思います。