CA受験でほくろや傷あと、にきびは合否に関わるのか心配ですよね。
コンシーラーやファンデーションでカバーしても、なかなか完全に見えなくすることは難しく不安だと思います。
私自身、肘の外側に直径2㎝程のほくろ/あざ(バースマーク)やそばかすがあり、受験時にとっても不安でした。
この記事ではエアライン受験でのスキンケアチェックについて私の経験を共有したいと思います。どうかこの記事が受験生の皆さんのお役に立てば嬉しいです。
カタール航空・スキンケアチェック
採用試験
外資系エアライン内でも、シンガポール航空と並んでスキンケアに厳しいと言われるカタール航空。
採用試験ではアームリーチチェック・ファイナルインタビュー時にじっくりと肌をチェックされました。
最終面接ではリクルーターの方々ととても近い距離に座り、面接中にそれこそ隅から隅まで顔をチェックされました。
ジャケットも脱ぐように言われ、姿勢や手足に入れ墨や傷がないかの確認がありました。
私はこのタイミングで肘に生まれつきのアザ(バースマーク)があることを伝えて、必要ならば除去する意思を伝えました。「取れるなら取ったほうがいい」というのがリクルーターの方の回答でした。
入社後のグルーミングチェック
友人がカタール航空で働いていますが、毎フライトでグルーミングオフィサーによるスキンケアチェックがあり、大きなニキビが出来たり肌の調子が悪い場合はフライトから外されてしまうこともよくある話だそうです。
肌のコンディションが悪い場合には治るまでオフロード(フライトできない)になるという徹底ぶりです…。
カタール航空は肌の状態や傷について、かなり厳しいチェックが入るのが現実です。
エミレーツ航空・スキンケアチェック
採用試験
エミレーツ航空も入れ墨やアザなどは採用試験時に申告しなければいけませんが、カタール航空と比べるとそこまで厳しくはありませんでした。
採用試験のアームリーチ時にアザの事を伝えましたが、“no problem! It is just a birth mark(大丈夫だよ!生まれつきのものだよね)” と言って下さり、除去を考えてることを伝えても“取らなくて大丈夫。合否には関わらないから”とのことでした。
実際に入社してみると、ほくろやそばかすなどチャームポイントを持つクルーが沢山います。
入社後のグルーミングチェック
実際に入社してからも、フライト前のグルーミングチェックでニキビやアザについて言われたことはありません。
食生活や体調管理は気を付けていても不規則なクルー生活やホルモンの関係で肌の状態が良くない時期もあります。そういった自分自身ではどうしようもない部分についての理解は深かったように思います。
おわりに
今回の記事ではカタール航空とエミレーツ航空のグルーミング事情をお話ししましたがいかがだったでしょうか。
同じ中東系エアラインでも2社で大きな差があります。
今回はスキンケアについてでしたが、採用重視ポイントはエアラインによってガラっと変わります。例え1社で上手くいかなかったり条件に当てはまらなくとも、必ずぴったり合うエアラインはあります。
皆さんのエアライン受験がうまくいくように願っています!