今回はCA時代のフライト日の朝起きてから家を出るまでのルーティンをご紹介します。
「フライトの何時間前に起きてるんだろう」
「朝早かったり夜遅かったりするし、決まったルーティンはある?」
「空港までの交通機関は?」
といった疑問にお答えできるかと思います。
今回の記事ではドバイー羽田フライトの家を出るまでをモデルにしましたが、深夜早朝どの時間帯のフライトでも同じです。
ドバイー羽田フライト
DXB-HND EK312便
- 会社のゲートが開く時間:05:40
- ブリーフィング開始 :06:00
- 出発時刻 :07:40
- 到着時刻(日本時間) :22:35
03:50 起床

3:40にアラームが鳴りますが、しっかり10分間の二度寝をして起床。
睡眠や食事ルールなどそれぞれのCAで全く異なると思いますが、私の場合は毎回フライトの12時間前にベッドに入り、出発時刻4時間前にアラームをセットしていました。

朝が弱いので、かなりの数のアラームをかけています。
ここから10分刻みで行動していきます。
CA仕事は体力勝負なところがあるので、出来るだけ8時間睡眠を心掛けていました。
深夜シフト(夜23時出発ー朝9時到着)でも、お昼の11時にはベッドに入るようにしていました。
洗顔

まずが頭をすっきりさせる為に、水で顔を洗います。
そして化粧水→乳液→日焼け止めまで一気に塗ります。

本当は冷水がいいんだけど、ドバイは暑すぎるので真夏はぬるま湯が限界です(笑)
制服に着替え

前日に準備しておいたユニフォームに着替えます。
制服のスカートはしわ防止で、家を出る直前に着替えます。
制服は毎回会社でクリーニングに出します。
約3日で戻ってくるので、フライト後についでに取りに行くことが多いです。
朝食(おにぎり)
前日の夜におにぎりふりかけを用意しておき、朝にレンジでチンして食べます。
コーヒーは作る時間も飲む時間もないので、お水飲んでます。

朝ごはんを食べないと力が出ないので、朝は必ず食べます。
時間がないときはビスケットや飴でもとりあえず口に入れます。
フライトは体力勝負!
このおにぎりタイムに会社からのメールやフライトの変更がないかのチェックをします。
基本的にフライト前日までに乗務するパーサー(客室責任者)からフライトに関するメールが来ますが、メールの到着がフライト12時間前を切ると私はベッドの中なので起きたらまずはメールチェックをします。
04:30
メイク

おにぎりを食べ終わると日焼け止めも乾いている時間なので、メイクをします。
だいたい15分ぐらいで終わります。真っ赤なリップだけはまだ塗りません。
髪のセット
ヘアセットは一番最後にします。
肩に付かないショートヘアの時期はヘアスプレーで整えるだけで良いので楽でしたが、ロングヘアの場合はシニヨンかドーナッツを作らなければいけないので5分ほどかかります。

髪が上手く決まらないときは何度もやり直して時間がなくなり、よく泣きそうになっていました(笑)
歯磨き

髪が終わると大急ぎで歯磨き&大きな鏡で身だしなみの最終チェックをします。
ここで制服のスカートにも着替えます。

時間が押しているときは、もうバッタバタです!!
05:00 家を出発

アコモの目の前に会社のシャトルバスが来るので、バスの乗車時間を考えてゲートが開く5分~10分前に会社に到着するようにバスに乗るようにします。
私の利用バスは30分ほどの乗車時間があります。
バス内では、ブリーフィング時に行われるSAFETALK(セーフトーク)と呼ばれるセキュリティに関する質問集を見直します。
こちらのSAFETALKは2ヶ月ごとに新しいバージョンが出され、毎回ブリーフィングでは100問から1問、問題が出されます。

回答を3回間違えると乗務から外されるので、毎回ちょっとした緊張感があります。
エミレーツ航空では会社のアコモ(借り上げマンション)から24時間・約20分間隔で会社までのシャトルバスが出ています。
バスの停車場所は到着ゲート階の目の前なので、降りてそのままゲートに直行可能です。
05:30 会社到着

赤リップを塗って、ゲートを通り本日のフライトへ
まとめ

客室乗務員のフライト日のモーニングルーティンいかがだったでしょうか?
毎回フライト時間の4時間前には起きて、2時間前には会社で業務を始めています。
深夜早朝便のフライトはまだ外が暗い中起きるので身体がつらいですが、機内でお客様をお迎えするときにはしっかりとサービスが出来るように赤リップを塗った瞬間に仕事モードに切り替わります。
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